5月初めに年産100万トンのコート紙2号機の試運転が開始され、目下170gのテスト抄きの段階。商業生産は6月末となる模様。2号機は設計上、米坪128gから250gの生産が可能だが海南島工場では厚物を主体に生産の予定。生産能力は将来145万トンまでアップ可能。APP社は海南島以外に中国でコート紙を生産している。[金東紙業大港]の年生産能力は225万トン、[金華盛蘇州]は25万トンで両工場とも170g以下の薄物を生産。2号機の本格稼働後APP中国全体のコート紙生産量は350万トン以上となる。中国コート紙全体量の90%は薄物が占めている状況。中国造紙協会によると、2008年中国全体のコート紙生産量は460万トン、消費量は401万トン。
5月21日付け RISIから
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ