APP中国は広西、欽州市に大型液体容器用板紙(ミルクカートン)及びパルプ工場を建設する。既に抄紙機(ドイツ/フォイト社製)8700mm幅、設計速度1400m/分、年産能力120万トンを発注済、2012年の稼働を予定。完成すると世界最大の板紙抄機となる。原料は機械パルプと化学パルプのミックス[機械パルプ比率は約40-50%]。機械パルプは同工場のパルプ設備から供給される模様で、既にパルプ設備2基(能力各30万トン)のうち1基は完成済み。化学パルプはAPP海南島のパルプ工場から供給される。欽州工場で更なるパルプの生産拡大(LBKP120万トン、APMP30万トンx2)に向け、中国政府に申請中。
7月2日付け RISIから
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ