財務省関税・外為等審議会は11年度の関税改正検討項目を審議。税関手続き関係で「輸出通関における保税搬入原則の見直し」を取り上げた。輸出申告をCYなど保税地域への搬入前に行えるよう改正する方向。貨物搬入前申告で貿易物流の円滑化を推進する。輸出申告の前倒しは産業界などからリードタイムの短縮につながるとの要望を受けたもの。不正輸出や消費税の不正還付抑制の観点から税関による申告受理及び貨物検査・許可はCYなど保税地域搬入後に行う。更に、荷主の異なる貨物を保税地域外でコンテナ詰めし通関することも可能とすることも検討。
10月14日付け SHIPPING GUIDEから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ