10月14日 WWFジャパン主催の上記セミナーに参加。インドネシアは、世界の生物多様性の宝庫の一つと言われているが、豊かな生物多様性は急速に失われている。その生物多様性の危機を紹介し、解決に向けた取り組み、紙の調達などと関連して、日本企業がどのように解決策に関与していけるかを紹介した。スマトラ島は、インドネシアではボルネオ島とパプア島に次ぐ3番目に大きな島。多様性に富んだ自然林に恵まれていたが、過去数十年間で、広大な面積の自然林が紙・パルプやパームオイル製造するための大規模土地開発や非持続可能な伐採で失われた。2007年のインドネシアの紙・パルプ生産量は648万トン(2009年は936万トン)その86%はスマトラ島にあると報告されている。
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ