植林材チップはガンズ社が提供する従来の混合L材チップより歩留まりが良く、FSC認定を受けているため人気がある為、ガンズ社は大幅な数量減に直面している。又、最近の豪州ドル高でアジア向け価格が競争力を失い、豪州全体に植林木が15年経過し伐採時期が到来していることも数量減の理由。今後2011年以降も数量減は続くものと予想される。日本側の相手先である三菱製紙、日本製紙、王子製紙が使用量を削減したり、FSC認定が難しい自然林からのガンズ社チップの調達を倦厭していることも閉鎖要因。
11月24日付け RISIから抜粋
ガンズ社:1875年創立、タスマニア在森林会社。南半球最大のタスマニア産チップ輸出会社。
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ