昨年5月からチップ不足で断続操業していたスマトラのケリンチ工場のパルプライン1系列(日産2700トン)のテストが完了、2011年初めから再開する予定。同工場には晒Lパルプラインが3系列あり、合計能力は290万トン。背景はアジア、特に中国市場でのパルプ需要の回復や先行き価格上昇が見込まれる為。尚、中国市場での需要回復が力強く為、山東省日照のパルプ工場(8月稼動―年100万トン)の増産を計画中で、130万トンから来年には150万トンに引き上げる。晒Lパルプ単体工場として世界最大となる模様。
11月30日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ