2010年常熟港の古紙輸入量は89万トンと7年ぶりに対前年比27.2%減少した。主要原因として、①国内価格の優位性。古紙使用中小製紙メーカーが環境面で不備を指摘され製造時の古紙利用量が減少、在庫量が増え価格下落となった。②国内古紙利用率や分基準が向上した。③国内古紙品質が向上した。(水分含有率低下や異物混入が減少)。従来輸入古紙を利用していた製紙メーカーが、国内古紙の利用を以前の10%程度から50%近くまで増加するところが現れたことも輸入古紙減少の理由。
1月24日付け 中国紙網から
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ