エジプト大手製紙メーカーは従業員が出勤不可能なところもあり、又、鉄道や港湾関係がマヒし、製紙関連でも影響が出ている模様。米国からの輸入クラフトライナ―は仕向地をイタリアやスペインに変更を余儀なくされたり、ギリシャ向け輸出を4月まで延期するところも出ている。一部、板紙メーカーは、「エジプト市場は価格水準が欧州市場に比べ格段に低く、主要マーケットとはいえず過剰品のはけ口となっている」と事態を静観しているところもある。多数の人が、事態の収拾にはエジプト軍が大きな役割を果たすとみている。
2月3日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ