2010年の米国古紙輸出量は対前年比1.5%減の1877万トンであった。メキシコ及びインド向けが好調であったにも拘らず、輸出量の約63%を占める中国向けが8.8%減の1169万トンとなった為。中国はこの数年古紙輸入先を英国や日本等に分散化しており、又内からの古紙回収に力を入れている。メキシコ向けは59%急増の180万トンで、過去最高となり初めて米国第二の輸出国となった。カナダ向けは継続的な生産能力削減の影響から7.3%減の106万トン、中南米向けはティッシュ生産能力の増加に伴い輸出が15%プラスの58万トンとなった。
2月15日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ