中国新聞用紙大手メーカー広州造紙は広州海珠地区の新聞用紙設備を近隣南沙工場移設に伴い売却・改造する。対象抄紙機は1号と5号。最古の5号機は移設後5月初めに稼働予定、1号機は新聞と印刷用紙用スイングマシンに改造し8月末までに稼動予定。更に海珠工場の6号、7号機は解体し売却予定。8号機(2007年に新聞と印刷用紙用に改造―能力17.5万㌧)の先行きは1号機と5号機移設後決定。既に南沙工場では新聞用紙9号機(能力40万㌧)が稼働しており、2号機(印刷用紙)用の設置も検討する。移設事業は2012年末までに完了予定で、旧海珠工場は高付加価値のある資産に再開発される。
参考:広州造紙 中国造紙協会発表2009年生産量72.1万㌧(上位30社中18位)
4月11日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ