生産品目多角化に向けDP(溶解パルプ)の生産へ進出する。重慶在の化学パルプ工場(能力16.5万㌧)を改造工事しDPを生産する。工事完成は本年末の予定。同工場では現行晒N・Lパルプ、未晒Nパルプ、晒竹パルプを生産しているが、改造後はDP年14万㌧が生産可能となり、いつでも一般パルプを生産可能なスイングマシンの体裁をとる。更に先月DP増産に向け、広西自治区梧州市当局から工場新設許可を獲得、約3億ドルのプロジェクトを推進しDP10万㌧の生産ライン(ビスコース繊維2系列と一体化)を設置する。新工場の具体的スケジュールは未発表。DPはビスコース繊維に加工され繊維製品の原料となる。
6月22日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ