Pulp &Paper International 2012 1月号の掲題記事で、5社の名前を挙げている。①ブラジル エルドラド、②中国 山東博匯、③中国 恒安国際、④米国 International Paper、⑤フィンランド UPM。今回は②中国 山東博匯(ボーフイ)社に関し: 同社はRISI世界製紙メーカートップ100社に2010年94位でランクイン。2012年に注目すべき点として新規設備設置が挙げられる。約4.7億ドル投資し江蘇省塩城大豊にフォイト社製100万トンの紙器用板紙(コートアイボリ―)機械を設置中。2012年末稼動の予定で、世界最大の紙器用板紙マシンの一つとなる。紙器用板紙(コートアイボリ―)市場は競争が激化しており、同業の玖龍紙業、理文造紙、太陽紙業が増産を実施又は計画中。更にAPPが中国南部および東部に生産基地を建設している。山東博匯は新設機械向けパルプ原料供給の為、晒化学サーモメカニカルパルプ(BCTMP)ラインを発注済。他のパルプ原料(晒Nパルプ及び晒Lパルプ)は市場から手当てする。同社は1994年創業、淄博(ツーボ)工場の年産能力合計125万㌧(紙器用板紙70万㌧、石膏ボード15万㌧、段原紙15万㌧、印刷用紙25万㌧) Pulp &Paper International 2012 1月号から抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ