3月6日に米国連邦議会は1930年関税法を改正し中国のような非市場経済国に相殺関税を適用する法案を承認、7日にもオバマ大統領の署名のもと立法化される見込み。昨年12月、連邦控訴裁判所が商務省は相殺関税賦課決定に法的権限が無いとする判決をした後、中国からの輸入コート紙の相殺関税賦課撤廃を防ぐ目的で立法化が急がれた。2010年9月以来、米国製紙メーカーを不公正競争から保護する目的で中国コート紙にアンチダンピング関税及び相殺関税合計25.2%から313.8%が適用されている。3月5日までに80年以上古い関税法改正の新法案が承認されなければ、中国輸入コート紙への相殺関税は撤廃されていた。 3月7日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ