永豊余社は中華パルプに印刷用紙事業を分離譲渡し、結果として、中華パルプは台湾最大の印刷用紙メーカー(生産能力60万㌧)となる。紙パルプの垂直統合により操業合理化や競争力向上を目指す。中華パルプが永豊余に印刷用紙生産設備取得額2.26億㌦相当の新株6.41億株を発行し、永豊余の中華パルプの持ち株は9%から55%に増加する。10月1日に発効となる。永豊余:台湾の印刷用紙2工場でコート紙38万㌧、非塗工紙4万㌧及び板紙10万㌧を生産。中華パルプ:晒Lパルプ28.5万㌧及び抄紙機2台で非塗工紙15万㌧生産。既に両社は合弁で広東省に広東鼎豊紙業(中華パルプ60%、永豊余40%)を設立し、広東省肇慶市で竹パルプとユーカリパルプ混合使用のパルプ工場(能力10万㌧)を操業している。 3月22に付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ