不採算部門からの撤退の一環として、湖北省武漢市の子会社武漢晨鳴漢陽紙業が操業している抄紙機4台とパルプ4系列等を売りに出した。抄紙機4台共機械幅3150mm、合計生産能力は非塗工印刷筆記用紙17万㌧。目下1台は停止中で残り3台は稼働している。他に現在印刷用紙抄紙機1台(能力1万㌧)が稼働しているが将来は停止の予定。
パルプライン4系列の生産能力合計は14万㌧で主に葦を原料に晒葦パルプを生産し自社工場で使用。武漢晨鳴漢陽は2011年に1400万㌦の赤字を計上したが、製紙産業からの全面撤退の意図はない模様。隣接工場で依然16万㌧の新聞用紙機を2002年以来操業しているが再生印刷用紙能力20万㌧に改造の予定。同じ場所にティッシュ機械2台(各能力6.8万㌧計13.6万㌧)の設置も計画中で目下環境評価中。9月20日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ