RISI、2012 The China Pulp Marketによると中国ではパルプ生産用チップの輸入が増加しており、木材パルプの生産は引き続き継続していくと見ている。中国南部での植林コストは上昇しており、中国パルプメーカーは遠方の北米・南米から木材チップを高値で大量に購入している。製紙用木材コストは中国が一番高く、中国市販パルプ(晒Lパルプ)メーカーの、生産コストの約70%を占めている状態。中国市販パルプメーカーは世界最新式の大型設備を所有しているものの、生産コストは依然高く、RISIは中国南部の植林コストは今後10年間にブラジルのそれより遥かに上回ると予想し、中国での製紙用大型市販パルプ生産は持続可能な事業とはなり得ないとしている。 9月21日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ