同社は本年初めからバングラディッシュでの工場建設を検討していたが、バングラディッシュ通貨安でコストが上昇し一時棚上げ状態となっていた。既に昨年ペーパーリンクス社の豪州タスマニア、バーニー工場の停止抄紙機(非塗工紙9万㌧能力)をバングラディッシュ工場向けを前提に購入しているが、通貨問題が依然ネックで決定が延びており2013年第1四半期までには白黒付ける予定。一方タイ国内ではプラーチーンブリー県Amphur Sri Maha Phote工場に新たに印刷用紙用25万㌧3号機(PPC生産ラインと一体化)を設置し商業生産に向け準備中で、既に10月に試運転が開始されている。同工場には既に抄紙機2台(合計能力55.3万㌧)で非塗工紙を生産、他にチャチューンサオ県Amphur Phanom Sarakarm工場に非塗工紙3.3万㌧の設備を所有している。 12月14日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ