フィンランド森林産業連合によると、2012年の紙・板紙生産量は1070万㌧で対2011年比5.6%減少した。主要マーケットで有る欧州市場の経済減退、フィンランド国内生産能力削減及びフィンランド総生産量の3分の2を占める印刷書籍用紙の需要後退が主な原因とされている。包装用板紙の生産量は280万㌧で、2012年第4四半期に若干生産量が盛り返した結果、全体として2012年は2011年比1%程度増加となった。パルプ生産量は680万㌧で2011年比1%増、輸出量は対前年比12%増加となった。
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ