ロシア最大の新聞用紙メーカーKONDOPOGA社(生産能力75万㌧)は、財政問題から2012年11月、12月に抄紙機5台を停止していた。2013年初めの時点で、負債総額は3.3億㌦(100億ルーブル)。このたび銀行支援により、経営陣も一層、機械再稼働の運びとなった。9号機(11万㌧)は一両日中に稼働、10号機(18万㌧)は3月末までに稼働の予定。予定では新聞用紙機合計6台の内3台が稼働する事になり、8号機と9号機は主に輸出市場向け。残り3台の再稼働予定は不明。新聞用紙の他に3号機で、クラフト紙を市況に応じて年1.6万㌧程度生産している。
3月13日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ