中国工業情報化部は第12次5ヶ年計画の一環として2013年の19業界に渡る旧式設備淘汰目標を発表、製紙業界は455万㌧の廃棄目標となっている。 細目は後日発表となるが、2013年の目標値455万㌧は2012年の995万㌧に対し大幅減となっている。目下中央政府が2012年の実績を精査中で、2011年の実績については、本年初めの発表では831万㌧以上の小型・旧式設備が廃棄された。通常年頭に各省が中央政府向けに廃棄案を提示し、年末に地方政府が結果をチェックし中央政府が更に年間総廃棄量を発表前に精査する形となっている。本年は廃棄案に廃棄対象の機械台数、稼働時期、付帯設備の詳細、使用原料、生産米坪等を記載が求められている。政府指針では2015年までの製紙産業発展に向け以下の設備廃棄を対象としている。パルプ部門:木材パルプ設備年産5.1万㌧以下、非木材パルプ設備年産3.4万㌧以下、再生古紙原料パルプ設備年産1万㌧以下。紙板紙部門:新聞用紙機年産能力5万㌧以下、印刷筆記用紙機機械幅1760mm以下で設計速度120m/分以下、紙器用板紙及び再生段原紙機械幅2000mm以下で速度80m/分以下
4月17日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ