再生段原紙メーカーである同社は2010年ティッシュ事業への参入を発表、当初機械2台で生産能力3万4千トンを計画していた。本年初、中国ティッシュ機械メーカーに機械を発注、能力1.2万㌧(機械幅2860mm、速度800m/分)稼働は本年末の予定。今回、浙江省嘉興市の既存工場向けにオーストリア・アンドリッツ社製機械幅2850mm、設計速度1900m/分、機械2台(能力合計5万㌧)を発注した。稼働時期は2014年末と2015年央。既に市場前調査は実施済で、トイレットペーパー及びフェ―シャルティッシュを生産販売する。一方段原紙関係で増産計画が有り、投資額7450万㌦で再生中芯30万㌧の機械を1台設置する、機械仕様等詳細不明。現在同社は段原紙機数台で再生段原紙総能力約100万㌧。
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ