山東省東営の旗艦工場の新聞用紙11号機(40万㌧)が汚染問題調査のため停止している。フォイト社製機械幅10200mm幅、設計速度2000m/分、2005年稼働。5月中旬に環境省が汚染問題関連数件のサーキュラーを配布しており、その中で華泰紙業は必要な水処理設備が不足しスラッジが適正に処理されていないと指摘し、本年11月末までに解決するよう要請している。山東華泰紙業は中国最大の新聞用紙メーカーで、広東省江門工場に20万㌧、山東省東営工場11号機(40万㌧)以外に新聞用紙機3台合計80万㌧有り東営工場全体では120万㌧の能力があり、11号機の停止は大勢に影響ない模様。東営工場にはその他コート紙80万㌧の設備もある。
7月11日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ