インド包装資材メーカーSabarmati Papers社はグジャラート工場の包装用板紙計画を需要低迷と経済不振を理由に取り消しした。投資額約5千万ドル計画で古紙を原料とし日産300㌧、生産品目はライナー、白ライナー、紙器用板紙で、米坪は180-320g。環境が変われば、計画を見直しもありうる。インド製紙メーカーは経済環境の悪さに加え、通貨ルピーの対米ドル安に困惑している。2011年半ばからルピー安が続いており目下10年来の最安値で、海外からの古紙調達にも支障をきたしている状態。
7月11日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ