山東省日照の世界最大晒Lパルプ工場(能力180万㌧)が8月1日から12日間メインテナンスのため操業停止となり、パルプ7万㌧が減産となる。需要の低迷から当初7月初めに操短を計画していたが、得意先から在庫積み増し用の注文量増加に対応するため操業短縮時期が8月初めにずれ込んだもの。世界最大パルプ設備の原料は晒アカシアと晒ユーカリパルプのミックスで、中国製紙メーカーは輸入品に比べ迅速な納期及び適正な価格を評価している。同様にインドネシア・スマトラKerinciパルプ設備はアジアの需要低迷により3系列中1系列を8月末から6-10日操業短縮し、生産量を3-5万㌧削減する。
7月31日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ