中国貴州省赤水市の貴州赤天化紙業は年産25万トンの竹パルプ製造ラインを1年以上
の休転の後1月9日より生産を再開した。当機は従来溶解パルプ製造ラインだが現在は
製紙用パルプを生産している。当工場は2008年に操業を開始した世界最大の竹燻蒸設
備で、ライン及び燻蒸設備はMetso製、乾燥設備はAndrtiz製。同社の休転は地域経済
にも影響しており同市内の4製紙工場ではパルプ不足のため休転もしくは操業短縮を
余儀なくされていた。このため地方自治体が原料である竹の調達を11月に再開し、
2013年末の製造ライン再稼働を決定した。
1月16日付RISIより抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ