ノルウェーのバイオケミカル、特殊パルプメーカーであるBorregaard社はオスロ南部のSarpsborg工場で新たに生物学的精製プラントの立ち上げを表明した。水処理での放出前に精製するシステム。同工場での有機物排出の為の必要酸素量は2013年度は1日あたり76トンだったが、今年はこれを69トンに低減する。2005年から2008年にかけて問題となったジオネラ菌も発生しない。抄造過程で化石燃料に代わり年産35ギガワットのバイオガスを発生、これはCO²換算で8,000トンに相当。更に二酸化硫黄(SO²)と窒素酸化物(NOx)排出量も軽減出来るとのこと。新設備への総投資額は240百万クローネ(約4千万ドル)。
2月27日付RISIより抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ