国際貿易管理委員会(ITAC)は2月末、中国及び韓国からの輸入コート紙は南ア市場で
ダンピングは無いとの最終決断を出し、アンチダンピング関税賦課を撤廃する決定を
した。これにより同委員会は商工省に対し調査を中止するよう勧告した。決定の理由
などの最終報告は明らかになっていない。対象品目は印刷筆記及びその他グラフィッ
ク関連目的用途で、化学パルプ又はメカニカルパルプかケミメカニカルパルプ使用の
米坪70gsm〜400gsmのもの。関税は韓国品が17.25%、中国品が14.14%であった。同委
員会は撤廃の時期についてはまだ公表していない模様。
3月5日付RISIより抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ