Sappi社は南アフリカNgodwana工場にて見事に品質向上を実現した溶解パルプの新たな生産により、同社の素晴らしい成長局面と開発力を示した。成熟市場でのコート紙消費量下落を補う高収益事業の急成長を図るべく、Ngodwana工場は既に2011年より近代化の拡大を、Sappi社の戦略の一環として推し進めてきた。同工場の既存製品である新聞用紙と段ボール原紙に加えて、通称GoCellプロジェクトは当該ラインを年産21万トンの高品質溶解パルプ生産ラインへ生まれ変わらせた。この溶解パルプは好評な天然、再生可能繊維として用途も広く、テキスタイル、消費財、食品、医薬品など多岐に亘った産業での展開が見込まれる。
6月18日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ