中国政府は紙パルプ業界に残っている2014年中に廃棄されるべき老朽化設備の目標を合計4百63万トン分へ引き上げると改定版リスト上で発表した。この数字は前月既に上乗せし公表された目標値3百97万トン分を大きく超えており、更に66万トン分を廃棄することになる模様。新たにリストアップされた生産設備は9県47工場に属する旧式マシンで、全てのマシンは9月までに操業を停止し、12月までには廃棄を義務付けられている。リスト上に指名されている工場のほとんどは規模の小さな工場であるものの、中国最大の紙パルプメーカーであるNine Dragon Paper 社の内蒙古に位置するZhalantun工場の年産7万5千トンのラインも廃棄対象となった。
8月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ