最新の統計によれば、チリの今年1月~6月のパルプ輸出は前年同期比4.7%増えて2百29万トンに達した。数字が上向いた要因は、晒ユーカリパルプ輸出が同6.8%伸び1百6万トンとなったことに加え、晒パインパルプも5.9%増加し1百1万トンと健闘したことによるが、一部未晒パインパルプでは8.7%減の22万トンとなった。また、パルプの上期輸出取引額は前年同期比9.9%大きく数字を伸ばし、合計$14億6千万となった。取引額増加はほぼ全ての品種で達成しており、晒パインパルプは同18.7%増で$6億9千8百万、未晒パインパルプでも10.6%増の$1億5千2百万、晒ユーカリパルプは同1.2%増えて$6億1千2百万となった。
9月2日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ