統計によれば、7月の季節要因調整後の工業生産指数はユーロ圏18ヶ国では前月比1.0%上昇、EU28ヶ国でも同0.7%増加をみせた。因みに6月の数値はユーロ圏18ヶ国で前月比0.3%減少、EU28ヶ国でも0.1%数字を落としていた。また7月は前年同月比でみるとユーロ圏18ヶ国で2.2%増、EU28ヶ国でも2.0%上昇した。当月のユーロ圏工業生産指数が前月比で1.0%上向いた要因は、資本財生産が2.6%伸びたことに加え、非耐久消費財が1.2%、中間消費財が0.5%増加したことが寄与したが、一方、耐久消費財は1.2%減、エネルギーも1.3%減で前者とは対照的な結果となった。
【参考】
ユーロ圏18ヶ国:ベルギー、ドイツ、エストニア、アイルランド、ギリシャ、スペイン、フランス、イタリア、キプロス、ラトビア、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、オーストリア、ポルトガル、スロベニア、スロバキア、フィンランド
EU28ヶ国:上記18ヶ国+ブルガリア、チェコ、デンマーク、クロアチア、リトアニア、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、スウェーデン、イギリス
9月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ