韓国最大の新聞用紙メーカーであるJeonju Paper社が、市場での新聞用紙の需要低下と工場の採算性悪化に対応する為、国内工場のひとつを10月に休転することを決定した。この休転で約2万トンの減産を見込んでいる。また、この休転期間中に当該ラインの保守点検整備を行なう予定。10月5日~17日、Jeonju工場の新聞用紙3ラインを止める。減産に踏み切ったのは、国内市場および世界市場での新聞用紙需要低迷に加え、輸出価格の継続的な下落が大きな要因である。同社は既に9月に国内2工場で休転を実施しており、2万5千トンの減産を行なったが、今後11月と12月に冬期の電力コスト削減の為に別途休転を検討している。
10月2日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ