米国商務省と森林紙製品協会の統計によると、今年1月~8月の米国上質紙輸入量が前年同期比24%増と大幅な伸びをみせた。24%を数量換算すると約15万9千トンに匹敵し、累計では約82万1千トンの上る。ただし、輸入量の増加にもかかわらず、また前年10月から国内市場では2度の上質紙値上げがあったものの、輸入単価はむしろ下落した。米国への最大の輸出国はブラジルで累計約16万4千トン、次は約15万トンのインドネシア、ポルトガルの約10万1千トンとなっており、当該期間中に最も大きな伸び率を示したのはインドネシアの119%であった。
10月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ