Norske Skog社の経営陣は、かねてノルウェイ南部の同社Saugbrugs工場でSC紙年産12万5千トンの生産能力を有する4号機の停止を検討していたが、最終的に撤回することとなった。同社広報担当はNorske Skog社が当面4号機を停止することはなくなった、と語ったが、もちろん今後のSC紙受注量の増減いかんでは新たな結論を導くことになろう、と付け加えた。同社は現在ラインの生産性と収益力を考慮しつつ、市場でのこのタイプの品種の需要方向性をもとに、改めて4号機の生産能力を査定している状況。実際のところ、4号機は今年かなり長い操短を実施してきており、これまで約25%の減産を図っていた。
11月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ