現在ロシアの投資会社Basic Element社が管理を請け負っている同国Yeniseyskiy社の紙パルプ工場が、Krasnoyarsk地方仲裁裁判所での事情聴取を経て、このほど破産宣告を受けた。同裁判所は臨時の工場長を任命し、2015年4月に新たな事情聴取を行なうこととした。同工場は現在400万ルーブル(約10万米ドル)の負債がある。また、同工場は5台の製紙ラインを保有し、コンテナーボード、新聞用紙、板紙など年産23万トンの生産能力を有するが、財政難で2013年12月に生産を止めていた。
11月11日付RISIから抜粋