SCA社は同社Nokia工場にて従業員の人事異動に関する労使交渉期間を開始した。交渉の主題となるのは、根本的な同工場の競争力向上であり、且つ工場の原価構造の見直しによって有効な生産性の高い経済状態の達成を目指すこととなっている。実現に漕ぎ着けるとすれば、取るべき手段は従業員間での適正な部署異動を含め、最大80人の解雇を伴うことになろう。当該の交渉期間は最短でも6週間となっており、全従業員に対し質疑、意見交換の機会を与えるものである。同工場の工場長は、将来に向けて利益性の高い成長を遂げるには、同工場の固定費を約800万ユーロ削減せねばならないと語っている。
11月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ