最新の産業統計をみると、10月の米国カートン出荷量は2ヶ月連続で上向き、前年同月比2.9%増加したが、荷動き好調を反映してコンテナーボードの在庫量は6万トン減少した。一方、1月~10月のカートン出荷量累計では前年同期比実質0.6%増、週平均でも0.2%の上昇をみせた。10月末のコンテナーボード在庫量は、カートンメーカーおよび原紙工場で合計6万トン減少し約233万トンとなった。また、米国コンテナーボード工場の全体の操業率は9月の97.8%からやや後退し、10月96.9%となったものの、今年の累計では平均96.2%と年間を通して好調に推移している。
11月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ