ドイツのPapierfabrik Scheufelen社は、同国南部に位置するLenningen工場の年産16万トンの生産能力を持つコート紙ライン6号機を一時的に停止することとした。同社CEOによれば、同6号機は市況に対応してこのところ休転を実施していたが、同社の社会的計画の一環として、12月24日公式休転を実行する模様。しかしながら、同6号機は受注に合わせて稼働状況を変えており、12月24日を待たず再稼働に移る可能性は大いにある、とCEOは付け加えている。但し、6号機を含め同工場が保有する2ラインが同時に操業を開始することになれば人手不足に陥るのではないかとの懸念は一切ないとも語った。
12月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ