ブラジルの包材メーカーKlabin社は、同社Angatuba工場の拡張プロジェクトに沿って、年産3万5千トンを付加する増産体制に向けてコンテナーボード・ラインの改造工事を12月7日に開始した。同社は今後、主に白ライナー生産に注力する計画で、この改造に約$1千3百万を投資した。同社CEOによれば、改造ラインは2015年には相当量の高品質の白ライナー生産を可能にするもの。製品は主としてボックス用途として使用され、今回の増産はこの業界で同社の競合力を高めるにはまさに適切なタイミングであるとも語っている。因みに、これまで同工場は白ライナーと中芯原紙合わせ年産10万トンの生産能力であった。
12月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ