米国西海岸の各港で長引いている港湾労働者の雇用契約交渉は、西海岸の29の港湾で依然最終調整に至っていないとThe Pacific Maritime Association(PMA:太平洋海事協会)が先週公表した。同協会は、雇用契約交渉が既に最終段階にあるといった発言や風評は全く事実と異なっている、と語っている。交渉開始後7ヶ月経った現在でも依然いくつかの点で双方に大きな隔たりが存在しており、組合側の遅延行為によって港での荷役は混乱が続いている。米国最大級のロサンゼルス、ロングビーチ各港の11月のコンテナ荷扱いは出入りともに昨年を大きく下回っており、更に空のコンテナ数量が両港でそれぞれ17%、30%急激に増えている。
12月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ