Ahlstrom社が、フィンランド南西部に位置し年産1万トンのマスキング・テープ原紙を生産してきた同社Kauttua工場を今年第2四半期に閉鎖することが分かった。同社は既に12月に従業員代表者会との閉鎖に関する労使協調交渉を終えている。同工場はAhlstrom社の食品事業領域の一部で、同工場従業員の21名の解雇も決まっている。同社によれば、マスキング・テープ市場は世界的に(特に欧州で)著しい供給過剰にさらされており、同社は現在の基本路線である企業規模適正化に沿ってマスキング・テープ事業の効率化を模索してきた結果、閉鎖という選択肢を採ったこととなる。
1月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ