米国で初のナノセルロース商業プラントが、今年前半中にマサチューセッツ州Turners Fallsに位置するPaper Logic社(前身はSouthworth Paper社)にて、日産2トンで操業を開始することが分かった。同社は米国政府より$35万の同工場への助成金を受けており、木材パルプを更に磨砕してナノファイバーを製造する。同社はこれまでメイン大学の研究所で生産工程の実験を行なっていたもの。現在、ナノセルロースは様々な産業での活用が注目されており、世界的にも欧州ではUPM社、Stora Enso社、日本では王子製紙、日本製紙がテスト操業を行なっている模様。
1月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ