年末年始の繁忙期を過ぎて、米国西海岸の港湾での船荷主と港湾労働者間の労働争議解決の為、米国政府の調停役がサンフランシスコ入りしている。しかしながら、混乱の続くOakland港を始めとする西海岸各港湾の状況は改善がみられるどころか、更に悪化していると伝えられる。港内に停泊するコンテナ船の数は増加、ターミナルの外周で延々行列を作るトラック台数も増えている状況で、現地の商況も悪化の一途を辿っているものの、労働争議の当事者同士は依然思いつくまま中傷合戦を継続しており、解決の糸口がつかめないままである。
1月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ