最新の統計によれば、11月の季節要因調整後の工業生産指数はユーロ圏18ヶ国、EU28ヶ国いずれも前月比0.2%増で小幅の上昇をみせた。因みに10月の数値もユーロ圏18ヶ国、EU28ヶ国いずれも前月比0.3%増でそれぞれ数字を伸ばしていた。一方、11月は前年同月比でみるとユーロ圏18ヶ国で0.4%減、EU28ヶ国でも0.1%減少した。当月のユーロ圏工業生産指数が前月比で0.2%微増した要因は、耐久消費財が1.9%増、非耐久消費財が0.5%増、中間消費財が0.3%増とそれぞれ上向いたが、資本財生産が0.2%減少したことに加え、エネルギー供給も0.9%減と数字を落としたことによるもの。
【参考】
ユーロ圏18ヶ国:ベルギー、ドイツ、エストニア、アイルランド、ギリシャ、スペイン、フランス、イタリア、キプロス、ラトビア、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、オーストリア、ポルトガル、スロベニア、スロバキア、フィンランド
EU28ヶ国:上記18ヶ国+ブルガリア、チェコ、デンマーク、クロアチア、リトアニア、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、スウェーデン、イギリス
1月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ