最新の産業統計によれば、米国の1月カートン出荷は5ヶ月連続で堅調な推移を継続しているものの、コンテナーボードの在庫量は合計22万1千トン増加する動きとなった。1月のカートン出荷量は前年同月比1.6%減の3千19万平方フィートだったが、当月は前年1月より稼働日が2日少なかったことを換算すれば、逆に8.3%増加した計算となる。一方、カートン工場およびメーカーの在庫合計では、1月は前月比22万1千トン増えて256万2千トンで、過去5年平均より14万7千トン多く、10年平均との比較でも12万4千トン多かった。また、コンテナーボード・メーカーの稼働率は12月の94.7%から96.2%へ上昇、ライナー・メーカーは97.0%、中芯メーカーは94.3%であった。
2月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ