Fox River Fiber社は、昨年、製法特許を買い取った市販脱墨パルプをウィスコンシン州の同社De Pere工場にて食品用紙器分野向けに生産している。同社は2014年に旧Mississippi River Pulp社(MRP)から製法特許を買い受け、同工場で食品用紙器用途としてFood and Drug Administration(FDA)が承認した再生紙混入パルプの生産を引き継ぐ形となった。同工場は、昨年の特許取得以降、テスト稼働を続けてきた。もともと、MRP社は食品用紙器向けにFDA準拠の脱墨パルプ・メーカーとして唯一知られた企業であったが、2012年に年産13万トンの市販脱墨パルプ生産を停止していたもの。
3月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ