約3年前に州政府支援による借入れによってかろうじて倒産を回避したFuture Mark社のManistique再生紙工場は、このほど州政府からの閉鎖申請を受け3月24日をもってついに操業停止という事態にに追い込まれた。同工場の閉鎖によって、全従業員147人が永久解雇となる。同社によれば引き続き金融業者と仕入先の支援を仰げない状況になれば、工場閉鎖からは逃れられないとしている。閉鎖に至る要因は、資金流動性の減退、不十分な借り換え余力に加え、新たなオーナーにアピールできる魅力の欠如が挙げられており、永久閉鎖は不可避とみられている。
3月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ