長く米国製紙業界で生き残ってきたメーカーであるBPM社は、米国市場内での競合製紙工場の閉鎖による影響を感じ始めている。ここ数年、市場では生産設備の休転が相次ぎ、世界的な競争激化、企業合併などが続いたことで、同社の利益性と持続可能性に影響を与えているとしている。同社は産業界が不況に喘いできた期間も、継続的に同社製品を印刷会社や加工会社へ売り込み、成長を続けてきた。米国製再生紙製品の需要増大に合わせ、同社も主にタブレットやノートパッド・メーカー、製造業者、印刷業者からの需要増に対応している。
3月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ