2013年から清算処理を継続中であるドイツの貿易業者Conrad Jacobson社の清算人は、同社製紙部門の資産売却に向けて依然奔走している。同社は、ロシアの年産75万トンの新聞用紙メーカーであるKondopoga社の株26%、ウクライナの年産27万トンのコンテナーボード、板紙、ティッシュ・メーカーであるKiev社の株4%を保有している。清算人の代理人によれば、同社は妥当な購入の申し出を受けていない為、製紙用資産の売却ができない状況のまま現在に至っているとしている。引き続き、新たな投資家を求めているが、これまでのところ有力な候補は名乗りを上げていない。
3月24日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ