スペインを本拠とするLecta社の傘下にあるフランスPapeteries de Condat社は、同国中央部に位置するコート紙年産44万トンの生産能力を有する同社工場で発生したストライキを8日間で終結、操業を再開した。組合代表者によれば、3月16日に始まった同ストは、最終的に経営者側と労働者側が賃上げ協定に妥結し、3月24日をもって解除となった。一方、Lecta社側は一切のコメントを控えている。当初、賃上げ交渉はパーセンテージで始まったが、労働者側が戦略を変え、今年初から一律月次70ユーロ増額を提示したものの、経営者側は30ユーロで対抗、結果的には今年初から38ユーロ増額、来年初から更に8ユーロ増額にて妥結した。
3月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ